くぅのこと

くぅの命日

くうちゃんの突然の死から1年。あっという間だったな。未だに遺骨は家に置いている。火葬した時に、すぐに納骨する気になれず、しばらくしたら・・ということでお寺側には保留の意思を伝えていたんだけど。いつまでも埋葬もせず、このままでいいのか悩んでしまう。
未だに街やTVなどでコーギーを見かけると、つい、くぅと比較してしまう。子どもたちも犬が好きだから、よくペットショップに見に行ったりもするんだけど、当分(老後くらい?)犬は飼う気はない。あらゆる面において余裕が無いしね。

最後のお別れ

今日はあいにくの雨。10時に黄金山のペット火葬場へ出掛けた。お寺の人がくぅを連れて来てくれていた。くぅに最後のお別れをし、火葬してもらった。約1時間半後、小さくなったくぅと対面した。犬の体の構造はよく分からないけれど、多分下腹あたりだと思うけれど、骨が緑に変色していた。耳の下のリンパ節以外にもきっとここも蝕まれていたんだなぁ・・・と思った。つくづくごめんねと思った。まともに医療も受けさせてやれないような状況でペットなんて飼ったらダメだよね。無責任だったなぁと反省した。くぅの遺骨を骨壷に納めて、家に連れて帰った。
夕方、子供たちが帰宅。くぅを見せてと言うので、遺骨を見せた。意外と冷静だった。姿が見えなくなったから、一昨日までと、ちょっと感覚が違うんだろうなと思った。私もこれで気持ちを切り替えていかないとね。

黄金山

よしきがくぅのところへ行きたいと言うので、午前中お寺へ行った。くぅは納骨堂に安置されていた。翔大と祐真も最後の本当にお別れ。月曜日は私だけが(航輝も一緒だけど)火葬に立ち会うことになっている。
一昨日、くぅを合同慰霊碑に入れてもらうことで話をしてきたけれど、一旦取り消しにしてもらった。私の中でも少し迷いがあったんだけど、私以上によしきがしばらく側に置いておきたいと思っているらしい。翔大はずっと置いておくと言っていたけれど、さすがにそれは・・ね。気持ちの整理がついたら、その時はまたお願いしますと話して、納骨はもう少し先延ばしにすることにした。
私は母の時のことを思い出していた。納骨してしまったら、もうそれで最後なんだ・・って、すごく寂しくて苦しかった時のことを。迷いがあるくらいなら、しばらく延ばした方がいい。

その後、黄金山に行った。月曜日の火葬は黄金山に行くので、その場所を確認するために。この前みたいに遅刻なんてしたら大変だし。地図を頼りに行ったけれど、やっぱり間違えてしまい、黄金山の頂上に着いてしまった。引き返して、行き直して、無事に場所を確認できたので安心した。
頂上へは間違って行ってしまったわけだけど、実は黄金山へは初めてきたので、これはこれで良い経験になった。市内のど真ん中にこんなに高い山があったなんて驚き。何でも標高222mだとか。市内が一望できる。航輝に授乳をしないといけなかったので、私は車中に残ったけれど(祐真も留守番)、よしきと翔大は展望台に登っていた。どんな素晴らしい景色だったんだろう。

実感が沸かない・・

くぅがいなくなったけれど、最近私は食事のお世話とかしていたわけではないので、何がどう変わるということもない。でも部屋の前を通りかかる時に、いつもくぅの様子を覗いたりしたので、つい覗いてしまうんだけど、姿はない。玄関に誰かが尋ねてくるとワンワン吠えるので、今日も書留が届いた時にいつもの癖で『静かにしててよ!』と、くぅに注意しそうになったけれど、いない。一気にブルーになってしまった。

生きているものは必ず死を迎える。人間でも動物でも昆虫でも何でも。いつかこんな日がくることも分かっていたけれど、まさかこんなに突然やってくるとは思っていなかった。心の準備なんて全くできていなかった。コーギーは平均寿命が13歳くらいと聞いていたので、まだまだ先のことだと思っていた。どう気持ちの整理をつけたらいいんだろうね。

長い1日

結局、昨夜は1時間しか眠れなかった。4時くらいから目が覚めて、翔大と祐真が起きてきたら何て話そうかなぁ・・と、そればかり考えていた。
6時過ぎ、まず祐真が目を覚まして、『くぅは?』と聞いてきた。『あのね、死んじゃったんよ』と言うと、表情が硬くなった。『注射したら元気になる?』と言うので、『もう元気にならないんだよ』と説明した。それからしばらくして翔大が起きてきた。『くぅは?』と言うので、くぅを安置している部屋に連れて行って、くぅの姿を見せた。くぅの側から離れようとせず、ずっと泣いていた。何とか支度をさせて小学校に行かせた。

子供たちを送って行った後、私は今後のことをいろいろ調べて、検討して、よしきと連絡を取りながら決めていった。ペット霊園はどうしても郊外が多くなってしまうけれど、なるべく自宅から近いところが良いだろうということで、牛田にあるお寺にお世話になることになった。夕方くぅを連れて行くことになった。
木曜日は小学校(1年生)は給食が終わったら下校なので、13時過ぎに翔大が帰ってきた。急いで宿題を済ませ、それからずっと、くぅのいる部屋にこもりっぱなし。くぅの絵や、くぅへの手紙を書き続けていた。それぞれ2枚ずつ書いて、くぅに渡す用と自分の控え用にするらしい。

17時にお寺に連れて行く約束をしていたので、16時過ぎに出発。牛田方面へは行くことがないし、そのお寺も初めて行くので、地図もコピーしてしっかり下調べをした・・つもりだった。でも見事に迷子になってしまった。車1台がやっと通れるような住宅街に迷い込んで、どこにいるんだか分からなくなってしまった。お寺に電話して聞くとか、交番で聞くとかすれば良かったのに、それすらしないで、30分以上迷子になっていた。そんなことにも気付かないなんて、やっぱり私も平常心ではなかったんだと思う。逆にお寺の方から電話がかかってきて、道を教えてもらい、18時頃にやっと着いた。

火葬のこと、納骨のことなど、今後の打ち合わせを済ませてから、葬儀をしてもらった。ここでまた失敗。数珠を忘れて行っていたので貸してもらった。どこまで抜かっているんだか・・。火葬は月曜日の午前中にすることになり、くぅを月曜日までお寺で預かってもらうことになったので、翔大や祐真はこれでお別れになる。葬儀が終わって、最後のお別れをして帰ろうねと言っても、翔大はいつまでも側にいたい様子だったので、10分くらいで切り上げて、お寺を後にした。

長い1日が終わって、どっと疲れが出た。お腹は下っているし、何だか体調不良。精神的にダメージを受けるとすぐにお腹が下ってしまう。気持ちをしっかり持たなくちゃ。

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